近代五種ってなに?
目次
1.1 近代五種とは
1.2 歴史
1.3 競技の進め方
2 種目別紹介
2.1 フェンシング
2.2 水泳
2.3 馬術
2.4 レーザーラン
3 おわりに
皆さんお疲れ様です!まえすといいます!よろしくお願いします!
皆さんは近代五種という競技を知っていますでしょうか?
近代五種はオリンピックの正式競技にもなってあり、歴史も長い競技です。
日本ではマイナー競技なので知名度は低いですが、競技が生まれたヨーロッパでは人気の高い競技となっています。
今回は魅力がたくさんある近代五種を軽く説明したいと思います。
1.1 近代五種とは
近代五種は5つの競技を組み合わせた形で行われる複合競技です。
水泳、フェンシング、馬術、ランニング、射撃の5つの種目を1日でこなします。
1.2 歴史
近代五種は、近代オリンピックの父と言われるクーベルタン男爵により作られました。
オリンピックでは1912年のストックホルムオリンピックから正式競技として採用されました。(女子は2000年のシドニーオリンピックから正式競技になりました)
1.3 競技の進め方
競技ごとに点数を獲得して、フェンシング、水泳、馬術の合計点数が、最終種目のレーザーランでの時間差スタートにつながります。(1秒1点)
(フェンシング、水泳、馬術合計点数がトップの選手が750点。2位の選手が770点だと、1位の選手がスタートしてから20秒後に2位の選手がスタートできます。)
イメージ的には、箱根駅伝の復路スタート時の感じです。
2.1 フェンシング
フェンシングはエペという種目で行います。
出場全員での総当たりで行われます。(オリンピックでは36人出場するので1人あたり35戦実施されます。)
勝率70%で250点獲得出来ます。(オリンピックでは、1勝あたり6点増減されます。)
2.2 水泳
200m自由形で行われます。
2分30秒で250点獲得です。1秒間で2点増減されます。(2分20秒で270点、2分40秒で230点になります。)
2.3 馬術
12障害15飛越で行われます。馬術は300点からの減点方式です。(障害の前で止まることや、障害を避けてしまうと10点、障害を避けると7点減点されます。)
また時間制限があり、75秒を超えたら、1秒に1点減点されます。
乗る馬は抽選で決められ、競技開始の20分で馬と一心同体にならないといけません。
2.4 レーザーラン(射撃+ランニング)
射撃とランニングは一緒に行われます。この2種目を合わせて、「レーザーラン(コンバインド)」と呼ばれます。
射撃は10m離れたところから、直径約6cmの的に当てます。50秒以内に5回当てればクリアです。(50秒たてば強制的に終了となります。)
ランニングは800m走ります。
[射撃+ランニング]を1セットとし、これを4セット行います。
(射撃→ランニング→射撃→ランニング→射撃→ランニング→射撃→ランニング)
3 おわりに
近代五種は1日かかるとても大変な競技で、やる選手はもちろん、見る観客もとても疲れる競技です。
ですが選手によって得意種目と苦手種目があり、1種目終わるごとに順位の変動が激しく変わっていくので、最後の最後まで勝負がわからないのが面白いのかなと思います。
自分は近代五種でオリンピック金メダルを目指しているので、応援してくれたらうれしいです。(プロフィール参照)
最後まで見ていただきありがとうございました!!それでは失礼します~!